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2008年6月

2008年6月27日 (金)

得たものは失ったものより大きいか

着物の仕事を始める時

結婚披露宴での着物比率を半分にすることを

当面の目標として掲げた。

自分自身がかつてそうであったように

日本人としての格好よさというものが

どこにも誰からも何も感じられなくなっていたからだ。

ふと思ったのだが

日本人が日本人の心を失った分量は

衣食住で失った日本人の生活文化の量と恐らく同じだろう。

「世界の現実は体で表現したほうへ動く」と何かの本に書いてあったが

私たちが西洋文化に浸れば浸るほど

日本人としての文化は消滅していく。

明治の頃、日本の公用語を英語にと真剣に提案した有名なバカがいたが

私たちが私たち自身の中に価値の基準を据えられなければ

私たちがこの世に存在する意義は無いに等しい。

日本人が日本の心を失うのは

全体で一つのこの世界において

とんでもないアンバランスを生じさせる。

事は私たち日本人だけの問題ではないのである。

人類のために、世界のために(本当は宇宙すべてのために)

私たちは私たち固有の価値を守り育てていかなければいけない。

私たちは長い歴史の中で、あるいは短いけれど強力な操作の中で

数多くの偽りを信じ込まされ続けている。

生きとし生けるものの本当の営みは氾濫するメディア情報の中にはない。

人間が生きるとはどういうことなのか。

世の中の問題は、いつも自分自身の問題である。

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2008年6月11日 (水)

有り難き幸せ

三人目の子を授かった。
彼はただそこに居るだけなのに
取り巻く者どもの心と身体を瞬時に変えてしまう。
この秘められた凄まじい存在のチカラ。
まさに光の子である。

つくづく思う。
決してこの子の邪魔はすまい。
大人の欺瞞に満ちた思考の犠牲にしてはならない。
子供の無限の可能性を
親の矮小な期待の内に閉じ込めてはいけない。
自分にしてやれることは
この子が自らの力で羽ばたく力と勇気を蓄えるまで
じっと傍らで見守っているだけだろう。

このろくでもない世の中で
あなたに会えた。

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