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2008年2月26日 (火)

内田樹氏のブログより抜粋

~外国語なんて大きくなってからで十分である。
子どものときはそれよりも浴びるように本を読んで、音楽を聴いて、身体を動かして、お絵かきをして、自然の中を走り回り、家のかたづけやら皿洗いやら廊下の雑巾がけなどをすることの方がはるかにはるかにたいせつである。
外国語は「私がそのような考え方や感じ方があることを想像だにできなかった人」に出会うための特権的な回路である。
それは「私が今住んでいるこの社会の価値観や美意識やイデオロギーや信教」から逃れ出る数少ない道筋の一つである。
その意味で外国語をひとつ知っているということは「タイムマシン」や「宇宙船」を所有するのに匹敵する豊かさを意味する。
けれども、それはあくまで「外部」とつながるための回路であって、「内部」における威信や年収や情報や文化資本にカウントされるために学習するものではない。
外国語は「檻から出る」ための装置であって、「檻の中にとどまる」ための装置ではない。
役人たちは国民を「檻の中に閉じ込める」ことを本務としている。
その人々が外国語学習の本義を理解していると私は考えることができないのである。~

(ここから自著)
私の香港在住日本人の友人は
あまりに酷い(主に)西洋の輩に
説教する為に(ほとんどその為だけに!)英語力を磨いた。
英語圏の人間は語学習得能力が低く
日本語など到底理解できないからしかたない。
「檻」から出て鬼を懲らしめに行ったとさ。
彼は家では大和言葉を研究している。

ともかくも、子供に日本の将来を託したかったら
本当の日本語をとことん学ばせなきゃ。
日本語は並の知識人が考えている以上に
遙かに深い意味をもった言語なのですから。

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