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2006年2月25日 (土)

こころここにあらず。どこにある?

いま目の前にある物、起こっている事は

すべて心の眼を通して見ている。

心がどう見るかで、目の前の物事はどのようにも変化する。

だから、色即是空なわけです。

このことが、お金とか学歴信仰とか

現象だけで生きてきた人種には腑に落ちていない。

(自分もです。反省)

せいぜい理論で知っているだけだから

生き様にそれが出てこない。

官僚は言うに及ばず

今の政治家にも企業家にも

心を感じる人は本当に少ないですね。

自分の論理への信仰の強さばかりを感じます。

今般の耐震構造偽装やライブドア、

ついでに功を焦った永田議員の問題(一緒にしたらちょっと可愛そうですが)は

本質を見ず現象しか見てこなかった人たちの

信じられないほどの脆さを目の当たりにした気がします。

最近、少しずつですが

改めて日本の古典文学に目を通し始めています。

いつも持ち歩いているのは「徒然草」。

ここには、現代日本人が忘れている情緒のすべてがあるように思います。

大批評家である小林秀雄さんによると

「源氏物語」は人間というものの“もののあわれ”を延々と書き綴った

当時世界最高の文学だそうです。

我々はこれまで何を追いかけて来て

そして今、何を失おうとしているのか。

そのことに、もっともっと危機感を感じないといけないですね。

無理矢理ですが(本当はそうでもないですが)

きものを着ると

自分たちは何者なのか、そして何のために生きているのか

そんなことを自然体で考えられるんです。

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コメント

永田メールに端を発する国会の迷走ぶりには目を覆うばかりです。
国民の血税(私は今、日本の税金納めてませんが)使って何やってるんでしょう。
アメリカでも報道されていますが、見ていると日本人として恥ずかしくなります。
日本について今まで気がつかなかったことが、
渡米を期に、良いことも悪いことも含めて見えてきました。
日本人である自分自身を見つめ直すいい機会になりそうです。

初めてブログにおじゃましました。
張田さんの世界観や信念がにじみ出ていますね。
美しい日本についてのいろんなお話、楽しみにしています。
また遊びに来ます。

投稿: HIRO | 2006年2月26日 (日) 01時41分

HIROさん、ありがとうございます。
生まれて初めてのブログに
生まれて初めてコメントを頂戴し
感激しております。
時々しか書けませんが
どんどんご意見頂ければ幸いです。

投稿: はりたやすのり | 2006年2月27日 (月) 12時43分

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